多機能で多彩な音を操れるTS系オーバードライブ

今更ながら…?! ただの“TS系” ではありません。伝説のTS808をベースにアースクエーカー・デバイス流に仕上げました。
開発にあたり市場に流通する数多くクローンや、数多くのヴィンテージTSペダルの音色を比較し、様々な音を聴き比べました。大変な作業でしたが、トライアルはとても有益でした。これらの試験結果を元に、パリセーズは、世界でも最も多機能で多彩な音を操れるTS系オーバードライブとして完成しました。

オーバードライブ・サウンドは、ギターとアンプのコンビネーションによって大きく異なります。それらの異なるコンビネーションでも、6種類のクリッピング・ヴォイス、5種類のダイナミクス・セッティングによって、必ずスイートスポットを探すことができます。また、2ゲインチャンネルは異なるプレイスタイルも広くカバーしてくれます。6モードのクリッピング・ヴォイスは、歪み、オープン、タイト、エッジの強さが選択できます。5モードのダイナミクス・セッティングは、歪みのコンプレッションやレスポンス、音の厚みを切替えることができ、ゲインセッティングと共に音色を大きく変えることができます。5モードは音色を作る上で最も重要なスイッチです。

パリセイズでオーバードライブ・サウンドの真髄をお楽しみください。

パリセイズはアナログ・エフェクターです。（トゥルー・バイパス仕様）
オハイオ/USAで一台一台ハンドメイドしています。

■多彩なコントロール
フットスイッチ切替え＆Boostノブでブースト量が調整できるヴォリューム・ブーストを搭載しています。これは、リードアンプのフロントエンドをプッシュする使い方に効果的です。ブーストスイッチは回路内に組み込まれているため、独立しての使用はできません。

さらに、アンプの入力段のようなNormal/Brightスイッチも搭載しています。最後に、オリジナルとモディファイ系の両方をカバーするバッファーON/OFFスイッチも搭載しました。

■２つのゲイン・チャンネル
ローゲインチャンネルGain A：コードのストラミングやカッティングに最適です。
ハイゲインチャンネルGain B：タイトなサウンドが特徴です。ミュートを交えた刻みやシュレッドなリードトーンに最適です。

●Boost
BoostスイッチON時のブースト量を設定できます。
●Volume
音量を調整します。
●Tone
音色を調整します。右回りでブライトに、左回りで暖かなトーンに変わります。
●Gain A
チャンネルAのゲイン設定です。
●Gain B
チャンネルBのゲイン設定です。
●Normal/Bright
Normalモードでは暖かなトーンに、Brightでは高域が強調されたトーンになります。
●Buffer
インプット・バッファーのON/OFFスイッチです。OFF時にはタイトでブライトなトーンに、ON時には暖かなトーンになります。このスイッチはエフェクトON時にのみ有効で、バイパス時はトゥルー・バイパスです。
●Bandwidth
5モードのダイナミクス切替スイッチです。モード1では最も鋭い音色でゲインが低い設定、モード5では厚くヘヴィなゲインとなり、ゲインストラクチャを5段階に切替えることができます。GainとVoiceと組み合わせることで大きな効果が得られます。
●Voice
6モードのクリッピング切替スイッチです。
モード1：クリッピングバイパス
モード2：軽めのLEDクリッピング
モード3：ライトゲインでハーモニクス豊かなMOSFETクリッピング
モード4：タイトでヴィンテージTS808に近い音色の非対称シリコンクリッピング
モード5：コンプレッションが強く、ディストーションライクな対称シリコンクリッピング（オリジナルTS808と同モード）
モード6：軽いファジーなトーンのショットキー・ダイオード・クリッピングです。
●フットスイッチ
Activiate：トゥルーバイパス・スイッチです。全体のバイパスを行います。
Gain B：チャンネル切替です。ON時にチャンネルBに切り替わります。
Boost：ブースト切替です。